第7回エコツアー


◆横浜市と山梨県の繫がり◆

①横浜市が所有している水源林の見学

②間伐の体験

 

◆参加大学◆

明治学院大学、産業能率大学、神奈川大学、明治大学、東京農業大学


【 活動報告 】
 2016年6月18日、公益財団法人横浜市循環公社(http://www.shigenkousha.or.jp/)様とアクションポート横浜学生チーム主催によるエコツアーが行なわれました。大学生や社会人など、約20人ほど集まりました!
◆当日の様子◆

今回は、「水」をテーマに山梨県道志村へ出発です。

横浜市の水道の一部は、道志村から引っ張ってきているというのは知っていましたか?今年は、横浜市が道志村の水源林を取得してから100周年という特別な年なんです^^

まずは、水源林の散策です。

ここでは、横浜市水道局の水源林管理所長の温井さんに水源林の大切さや管理についてのお話をして頂きました。

木々の間からこぼれる木漏れ日が気持ちよくて、思わず「ずっとここにいたい・・」と思ってしまいました(笑)

普段家の蛇口をひねって水道の水が出てくるのは当たり前のように感じますが、"この森から水が流れて私たちに届いている"と自分の目でみて、その意識が自分の中で少し変化したように思えます。

ちなみに、お昼ごはんは地元の民宿の方の手作りです!地元の食材をたっぷり使ったお弁当で、特産品のクレソンも味わうことができました^^

午後は、間伐体験です。そもそも、どうして間伐をする必要があるのか知っていますか?

「そうしないと日が当たらず木が育たないから」。理由はそれだけではありません。実は、人工林で育てられる針葉樹は、密集して植えることによって真っ直ぐ育つため、始めは間隔を詰めておく必要があるのです。林業としてまっすぐで商品価値のある木を作るためには、木の成長に合わせた「間伐」がいるのです!

参加者を3グループに分け、それぞれのグループで間伐を行いました。1グループ3〜4人で交代しながら作業を行ったのですが、1本の木を切るのにも一苦労・・!

みんなで協力しながら行うことで、グループメンバーの距離もぐっと近くなったような気がします^^

1日ツアーでまわり感じたことは、やはり写真で見るだけではなくて、現地に足を運び、体験する大切さです。

現地に行って、体験して、地元のものを食べて思い出ができたら、きっとその場所が大切な場所になると思うんです。大切な場所の素敵な景色が、自分たちの普段の小さな行いによって少しでも良くなるなら、続けてみよう!って思いますよね。

きっと"エコな活動"ってそれくらい小さな思いやりの積み重ねなのかもしれないなって、このツアーを通して感じることができました。

間伐や水源林に興味がある方はもちろん、自然の風景が大好きな方にはオススメです♪